ある人からパソコンのトラブルのサポートを依頼された。トラブルの現象はパソコンから音がでない。エラーメッセージ「オーディオデバイスがインストールされていません」が表示された。また、「スピーカー・アイコンにxが付いている」ということである。パソコンは、VAIOのデスクトップでWindows VISTA版である。
まず、訪問する前にインターネットを検索して調べると、「”システムの復元”で以前の状態に戻す」、「コントルールパネルにある”サウンド”を開き”再生”と”録音”にあるデバイスを無効から有効にする」、および、「デバイス マネージャーにある”サウンド、ビデオ、および、ゲームコントローラ”のドライバーを更新する」ことが分かった。
さて、トラブル処理の状況を述べると、パソコンは起動されていたので、xが付いているスピーカー・アイコンを右クリックして「サウンド」を開いた。”再生”にも”録音”にもデバイスがインストールされてない。右クリックして「無効なデバイスの表示」と「切断されているデバイスの表示」をチェックしたが反応がない。次に「デバイス マネージャーにある”サウンド、ビデオ、および、ゲームコントローラ”をクリックして表示された”IDT High Definition Audio CODEC”を右クリックして”ドライバ ソフトウェアの更新”」を行った。しかし、インストールに失敗したメッセージで、Webで探せということで”IDT High Definition Audio CODEC”で検索してドライバ ソフトウェアをダウンロードした。そしてファイルを開いてドライバ ソフトウェアをインストールしたが、またも失敗したというメッセージが表示された。
しかたなく、依頼人にソニーのサポートセンターに電話をしてもらった。長々と待たされる間にモニターを見ていたら「スピーカー・アイコンのxが消えている」ので、音量調節をすると音が出る。「なんだ、メッセージとは違い、インストールできたのか」と思っていたら、サポート要員が電話に出た。そこで、今までの経過を話したら、音の出るソフトウェアを起動してテストするようにと言われたので、「Windows Media Player」を起動するとスピーカー・アイコンのxが付いた。そのことをサポート要員に伝えると、パソコンを再起動するようにと言われ、再起動した。するとスピーカー・アイコンのxが消え、「Windows Media Player」も正常に起動でき、トラブルが解消された。メデタシ、メデタシ。
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