2017年3月22日水曜日

ピタゴラスの定理を証明する

ピタゴラスの定理を証明する

ピタゴラスの定理は:
平面幾何学において直角三角形の斜辺の長さを c、他の2辺の長さを ab とすると、
a²  b² =c²
が成り立つ。

さて、ここで一辺をa+bとする正方形を描き、下図(左)のごとく四隅に上記の直角三角形を配置すると、内部に一辺をcとする正方形ができる。













上図(右)の正方形は一辺がa+bであり、その面積は(a+b)²である。
また、直角三角形の面積は a・b/2であり、上図(左)の正方形は4つの直角三角形と一辺がcの正方形から構成されている。従って、その面積は²2a・bでもある。
上図の2つの正方形の面積は等しいので、

²2a・b=(a+b)²

となり、右辺を展開すると
              a²  2a・b ²²2a・b
となり、両辺から2a・bを取り除くと
a²  b² =c²
となり、直角三角形の斜辺の長さを二乗と、他の2辺の長さの二乗の和に等しい。

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