ニューミュージックと呼ばれる井上陽水の「少年時代」を聴いていると「風あざみ」という言葉が気になって、インターネットで調べましたら、彼の考えた造語ということのようです。「あざみ」は僕の母の好きな花で、僕の少年時代に家の裏口から続く山の中腹に咲いている「あざみ」を取って2・3度(?)母にあげたことを思い出します。「あざみ」はとげがあり紫色の地味な花なので、不思議に思っていましたが、今は何となく、わかるような気がします。また、ある女性に好きな花を聞くと、カサブランカという答えが返ってきて「えっ、モロッコの都市の名前か?」と思いました。カサブランカがユリ科の白い花なんて知らなかったのです。図書館の人に聞いたら知っていて、花の図鑑でユリ科の中にあるカサブランカを教えてくれました。この白いユリの大輪を見たとき、「カサブランカ」という映画のイングリッド・バーグマンが思い浮かびました。イングリッド・バーグマンと言えば「誰がために鐘は鳴る」が印象に残っていますが、映画の中でレジスタンス運動のために短く切った髪が素敵でした。
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