先日、日経の「ユーザーの3割超が低評価 Win7と大きな違い Win 8の不満」という記事の出だしだけを読んだ。というのも、全記事を見ることができるのは、登録会員だけであった。また、パソコンのガイドや雑誌などでWindows8の操作を読むと、タッチパネルというか、タブレット・スマホを意識したもので、Windows7の操作とは異なる(継続性のない)ものである。以前に「マイクロソフト(Microsoft)の開発方針は間違っている。Windows、Word Excelなど業界標準であることを自覚すべき!」で述べたが、開発方針がかなりずれてきたようだ。現在、マイクロソフトの製品(Windows、Word、Excelなど)は業界標準であり、あらゆる分野(公官庁、企業、学校など)で利用・使用されている。しかし、目先の利益、流行(タブレット、スマホなど)を追いかけすぎて開発方針を間違えると、業界標準から外れてダメになる。パソコンの業界標準を確立した機能と操作を無視することは、マイクロソフトのおごりであり、勘違いだ。
それを証明しているのが上記の日経の記事であり、同じく日経の「[FT]ウィンドウズ8、パソコン不振止められず」という記事である。
マイクロソフトがこのまま業界標準を無視して突っ走れば、一番重要な業務用などのパソコン市場がマイクロソフトの独占がなくなる。パソコン上の色々な利用は、分散して安価で手軽な機器を提供できるものが多い。例えば、ケーム(ゲーム機)、音楽(オーディオプレーヤー)、簡易メール(携帯電話)、インターネット閲覧(タブレット)などは、重装備で高価で重いパソコンから切り離した機器で十分だということである。マイクロソフトのWindows8は、「二兎追うものは一兎も得ず」ということになりそうだ。
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