若者に良い仕事と十分な収入を、インフレターゲットを100% で述べた続きであるが、若者が結婚して子供を作れるようにするには、10年後のインフレターゲットを100%にすれば良い。少し説明をすると、インフレにより、年寄りの金持の貯え(貯金など)を減らして、それを若者の収入(給料、賃金など)にシフトすることである。年間のインフレが10%ならお金(貯金など)は10%ずつ価値がなくなる。従って、若者の収入を10%ずつ上昇させること、最低賃金、初任給などを確実に10%ずつ引き上げることである。また、年間のインフレが10%になれば、円安が進み、円高不況に苦しむこともなくなる。更に、インフレが10%進むとなると、お金をもの(土地など)にシフトすることが考えられるが、活用しない土地への課税などの工夫をする。
目標は、年寄りの金持から働く若者へ、痛みを伴わない方法でお金を移動させることである。
インフレターゲットを考えたのは、41年間で1ドルが360円から80円になったことにである。すなわち、アメリカは勤勉な日本人の労働収入をインフレ(円高)という方法で吸い上げていたのだと気が付いた。だから、1ドルが360円になるまで円(お札)を印刷して若者の収入が増えるようにすれば良い。
最後に、10年間で100%のインフレは、1000兆円の国の借金が半分になる。何も半分にすることはないので、毎年50兆円は若者の収入を増やすために使ってよい。見かけ上は、国の借金は1500兆円になるが、価値(実質)は4分の3に減少する。
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